未来に責任を果たせる森林政策を求めて
 ̄ ̄森林ボランティア活動をすすめる市民からの「第二次提言」
私たち森林ボランティア活動に参加する市民は、森林にかかわる各市民ボランティア団体のメンバーの参加を得て「『森づくり政策』市民研究会」をつくり、これからの日本の森林を、誰が、どのように守り、創造していくのかについて検討と勉強を重ねてきた。その成果をもとに、本年五月に「新たな森林政策を求めてー森林ボランティア活動をすすめる市民からの提言」を、本年七月には林政審中間報告に対する「緊急提言」を提出してきた。
これからの森林は、森林所有者や森林で働く人々をふくむ地域住民や流域市民の参加を得た、開かれた森林管理のなかで維持されていかなければならないという私たちの立場をいっそう明確にするために、ここに「第二次提言」として、「未来に責任を果たせる森林政策を求めてー森林ボランティア活動をすすめる市民からの『第二次提言』を提出、公表する。
提言骨子
1.これからの森林政策を創造するに当っては、私たち市民がこれまで十分に森林に貢献できなかったことをふくめて、国、自治体、森林組合、森林所有者等すべての森林にかかわってきた人々が、これまでの問題点を公表し、全国民的な開かれた議論をまきおこす必要がある。
2.森林政策は民有林、国有林といった所有権をこえて、総合的な森林政策として実施される必要があり、そのためには森林の管理は地域から積み上げられるべきである。
3.森林に関する地域の中心的機関として、私たちは市町村単位で「森林委員会」を創設することを求める。
4.流域単位の森林管理をすすめるためには、地域の「森林委員会」の協議機関として「流域森林委員会」の創設が必要であると考える。
5.森林所有者の責任を明確にするとともに、これからの森林管理に当たっては、地域住民、流域市民が積極的に森林の維持にかかわるシステムが必要である。
6.地域・流域の「国有林管理委員会」を「官民一体」で設け、地域に開かれた国有林をつくりだすとともに、「官民一体」の森林官制度をつくることによって、統一的な森林管理が可能になるように求める。
7.総合的な森林政策を推し進めるために、林野庁、国土庁、環境庁の関連部署を統一し、「森林・水源庁」の創設を求める。
8.新たな森林保全財源として、私たちは市民の側から「森林・水源税」の創設を訴える用意がある。
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